美味しく食べ、会話を楽しみ、気持ちよく笑うことができる。
そんな豊かな人生を送っていただくために…
安心を心棒とし、
一人ひとりの現状と将来へ向けて当医院ができるご協力、アドバイスを主体として一人ひとりの健康寿命を延ばすための治療システムを構築していくことへ積極的に取り組んでおります。
より正確な治療を行うために、来院者の口腔状態を詳細に検査します。CT撮影や口腔内写真、模型などを用いて、ご自身の目で確認し現状を把握していただくことが、治療への一番の近道と考えております。
従来のX線撮影では不可能だった、顎骨状態、歯の神経の特徴や大きな神経走行など個人的特徴の強い情報を得ることが可能になり、見えなかったものが見え、わからなかったこともわかるようになり、確実で安心な医療サービスを提供できます。歯は歯肉でなく骨で支えられています。骨の診断が一番重要になります。CT無しでは勘と経験による治療になります。多大な情報が得られるため、全身状態や将来の口腔状態まで予想できます。
今後の変化を比較するため、現在の状態を写真に記録します。治療後にも撮影し、どのような治療がなされたのか、どのように改善されたのかを知ることができます。
そしてビジュアルで情報を提供できるため医院と来院者が予知性や現状を共有できます。
模型から咬合様式や歯並びを把握します。これらは個人個人により特徴があり、顔貌の変形、顎骨の変形、肩こりや全身状態、治療の可能性や限界を説明できます。
また歯牙全体からみた、1歯1歯の重要性を説明することが可能になり、治療方針を説明するツールになります。
▲従来のX線写真
▲CT画像
従来のX線写真は二次元的な画像であり、単に大きいむし歯やかぶせの適合状態、親知らずの有無のみの確認となり、経験によるところが大きい診断になっていました。
しかし、CT撮影では骨や歯根の形態まで立体的に撮影できるため、視覚での的確な診断が可能となりました。安全性や精密度が高く、より正確な治療を行うことができるのです。
小さなむし歯、歯根破折(根のひび割れ)、根尖病巣(根の先に膿みが溜まる病気)、歯石や骨吸収も立体的に診断できることで、ピンポイントの治療が可能となります。
さらに経年的に撮影し、治療経過を診ることで予知性のある健康管理に役立てることができます。
神経治療、歯周病治療、抜歯が必要な場合、必ず診断に加えます。経験や勘だけに頼る治療を避けるためです。
検査結果を元に診断を行い、来院者のご要望をお聞きした上で、今後の治療プランを提案させていただきます。治療にかかる期間や費用、治療の前の歯ぐきの改善案などについて分かりやすくご説明します。
疑問点や不安なことなどがあれば何でもお気軽にご質問ください。
初期治療は、家を建てる前の土地の草刈りや整備・土壌調査に当たります。
例えば、濁った水で洗濯しても綺麗にはなりませんが、澄んだ水で洗えば綺麗に洗えるように、まずは環境を整える事が重要です。
今後治療するにあたり、歯肉の状態を健康にすると処置の結果が良く、痛みも軽減できるメリットがあります。
また、初期治療期間に口腔状態を詳細に把握できると共に、来院者の口腔に対する意識も理解できます。そして最も重要なのは、これから始まる治療への思いや期待を把握することです。
初期治療により、日々、口腔内の状態が改善していくことを実感されることでしょう。
初期治療が終了し、口腔内環境が整いました。土地の整備が終わり、欠陥のある所など把握し、建物の希望も把握できました。
これから建築が始まります。その前に設計図が必要になります。来院者は各々の人生を歩んで来られ、口腔に関する思いや知識が異なり、また口腔状態もバラエティーに富んでいます。
まずは、医院から治療に関する説明と提案をいたします。治療方法は理解していただけるまで丁寧にご説明いたしますのでご安心ください。
治療の内容を理解されてから、各提案の中から、来院者にご自身の今後の健康生活の在り方に合わせて治療方法を選択していただきます。
選択された治療法から、設計図、見積もり、期間の大まかな図面を提示します。
よりよい治療を行うためには、まず全体像があり、一つ一つ、ステップ・バイ・ステップで完成させていくことが大切だと考えます。
ラバーダム(ゴムのマスク)
使用のメリット
口腔内の審美的改善、歯周病改善を含め、治療後も口腔内を安定的に維持するために危険因子を管理、除去します。
口腔内管理は、補綴方法(口腔内の治療方法)、ブラッシングテクニック、年齢、全身状態、生活環境、嗜好、咬合、ストレス環境などが影響を及ぼすため、お一人として同じ管理計画はなく、オリジナルな計画を立てなくては成功しません。正確な管理方法を共に構築させて頂きます。
そして、治療後の健康な状態を長くもたせるためには、自宅で行う毎日のセルフケアはもちろん、歯科医院での定期的な検査とメンテナンス=プロフェッショナルケアが必要です。
メンテナンスでは、歯石や歯根面に付着したバイオフィルム(歯ブラシでは取れない細菌の塊)の除去をはじめ、歯の表面を清掃し、薬液を使った清掃を行います。
当医院では、むし歯や状態が悪い場合に進行を止める意味で来院される方もいらっしゃいますが、むし歯が無い場合でも定期的に来院してケアされる方も多くいらっしゃいます。