「Oral」→「口」、「Frailty」→フレイル(虚弱)

「オーラルフレイル」

口の機能低下・口の老化のことです。

噛めない、飲み込みにくい、むせる、乾く・・・。

口の周りには、色々な筋肉があり、硬いものを噛んだり飲み込んだり出来るのは、これらの筋肉のおかげです。

加齢(老化)により、体力とともにこの筋肉も衰えていきます。

硬いものを噛むのが苦手になり、柔らかいものばかりを食べていると、やがては心身の機能低下と同じく、口もどんどん衰え機能低下していきます。また、高齢の方の独居の場合は、周りの人との会話が減り、口の筋肉を使わなくなり機能低下に加速が付く傾向があるので、特に注意が必要です。

その状態や環境が続くと、社会的虚弱に陥ってしまう可能性が高くなってしまいます。

若年層や現役世代は、口腔内からしっかり予防、つまり高齢になっても、しっかり噛んで食事が出来るように将来の為の、口の環境を整えておくこと。

ご高齢の方は、定期的に歯科にかかり、ケアや治療、入れ歯の調整を受けていただきたいと思います。