聞いたことある方、ご存じの方も多いと思います。介護施設や
デイサービスでよく取入れられているパタカラ体操を紹介します。噛むことは、脳を刺激し、認知症を防ぐ効果があると言われていますし、よく噛んでたくさん唾液を出すことによって口腔内の自浄作用も高まります。
①いつも通り普通に「パタカラ」と連続5回発音して下さい。
②次は、「パパパパパ」「タタタタタ」「カカカカカ」「ラララララ」を連続3回発音して下さい。
ここで捕捉を加えます
「パ」→の発音は唇をしっかり閉じてから発音します。唇周りを鍛えます。(食べこぼしを防ぐ)
「タ」→の発音は舌を上あごにくっつけて発音します。舌の筋力トレーニングです。(食べ物を押しつぶしたり移動させるため)
「カ」→の発音は、のどの奥を閉じて発音します。
のどの奥を閉じるトレーニングです。(食べ物を飲み込む時に間違って肺や気管に誤嚥しないようにするため)
「ラ」→の発音は、舌を丸めて舌先を上あごの前歯の裏につけて 発音します。(タと同様に舌の筋肉に作用します)
③上記の捕捉を意識して、①②を一語一音しっかり10回行って下さい。
お顔や口周りの筋肉にかなり刺激が行ったと思います。しっかり作用してるはずです。
※回数や方法は、色んなところでアレンジされてますのでご負担の無いように行って下さい。